MOVFAXの評判は良い?料金や送信・受信の方法を調べてみた!解約手順も解説
インターネットFAXサービス「MOVFAX(モバックス)」を使ってみたいけれど、実際の評判が分からないため不安が消えず、利用を迷っていませんか?
この記事では、MOVFAXに対する評判を調査し紹介しています。
ほかにも、料金や送受信の方法、解約手順など必要な情報を網羅しているので、MOVFAXに興味のある人はぜひ読んでみてください。
目次
MOVFAXを実際に利用した人の評判紹介
始めに、MOVFAXを実際に利用した人の口コミ評判を調べてみました。
MOVFAXの良い口コミ
会社がMOVFAXを導入してくれたおかげで、FAX用紙の交換がなくなったのが嬉しいです。
紙詰まりもしょっちゅう起こしていたし、機械の前で時間の取られる作業が不要になったので、仕事が効率よく進むようになりました。
紙じゃなくデータで届いた方が保存もしやすいです。
通信業 【30代 女性】
重要な開発の途中経過などをFAXで提出する必要があります。
内容が内容なだけに、セキュリティ対策がしっかりしていないと心配です。
その点、MOVFAXはセキュリティの高いSSL通信なので信頼できます。
通信エラーもおきたことがないので安心です。
建築業 【40代 男性】
トライアル期間はないけれど、初月の基本料金が実質的に無料なので、比較的導入しやすいのではないかと思います。
受信も1000枚まで無料ですし、経費の削減を考えている事業者におすすめのサービスだと思います。
卸売り業 【30代 男性】
地味なところかもしれないけど、MOVFAXは送受信できるサイズが多くて助かってます。
他のサービスだとA4しか扱えないこともよくある。
でも、MOVFAXはB4とかA3も対応してくれるから、特殊な資料のやり取りをするときに便利です。
教育関係 【50代 男性】
うちの会社ではFAXを複合機で受信していたため、大量のFAXが印刷物に混ざるなど、仕分けに大きな手間をとられていました。
MOVFAXを導入することで、こうした仕分けから解放されました。
それだけでなく、受信FAXがサムネイル表示されたり、担当者に直接届くよう振り分けたりできるので、目当てのFAXをスムーズに取り出せるようにもなりました。
印刷関連サービス 【20代 女性】
MOVFAXの悪い口コミ
MOVFAXの導入を検討していましたが、送信料金がネックで導入を見送りました。
受信は1000枚まで無料なんですけど、送信に関しては1枚目から通常の8円ずつがかかるんですよね。
FAX受信がメインの会社なら良いかもしれないけど、送信も相応に行う会社にとってはあまりメリットが感じられないかなと。
飲食業 【40代 男性】
市外局番の選択肢が少ないのが残念。
東京・大阪・神奈川以外の人は050で始まる番号を選ぶしかないのはちょっとなぁ。
今は050発信を気にするところも少なくなったけど、やっぱり市外局番からの方がいろいろと都合がいい。
会社経営 【30代 男性】
MOVFAXの料金は?
MOVFAXの料金プランは「スタンダード」「プレミアム」の2つです。
2つのプランを比較し、下表にまとめました。
MOVFAX・スタンダードプラン | MOVFAX・プレミアムプラン | |
---|---|---|
初期費用 | 1,100円 | 1,100円 |
月額基本料金 | 1,078円
※月額基本料30日分割引 |
4,378円
※月額基本料30日分割引 |
受信料金 | 1ヶ月1,000枚まで無料
1,001枚からは1枚8.8円 |
1ヶ月1,000枚まで無料
1,001枚からは1枚8.8円 |
送信料金 | 1送信2枚ごとに8.8円
※通信時間条件なし |
1送信2枚ごとに8.8円
※通信時間条件なし |
料金面でのスタンダードプランとプレミアムプランの違いは、「月額料金の金額」のみです。
プレミアムプランでは5つまでIDをつくれます。
そのため、複数人で共有してサービスを利用したい法人などにはプレミアムプランがおすすめです。
30日間基本料金割引でお得に利用スタート!
MOVFAXでは、契約してから30日間は月額基本料金を割り引くサービスを行っています。
さらに月1,000枚まで無料で受信できるので、契約後一月分の料金は他サービスよりかなり抑えられるでしょう。
送信料金に無料枠はありませんが、1送信8円と比較的安く、通信時間の縛りもないため使い勝手は良いです。
MOVFAXの申し込み方法
MOVFAXへの申し込みは、以下の4ステップで済むのでとても簡単です。
なお、料金はクレジット払いのみなので、申し込む前にクレジットカード(VISA、MasterCard、JCB、Diners、American Expressのいずれか)を用意しておいてください。
- 「MOVFAXサービス契約約款」と「個人情報の取扱規約」を確認する
- 約款と規約に同意し、「お客様情報」を入力する
- クレジット決済に関する注意事項を確認する
- 注意事項に同意し、「お支払い情報」を入力して登録する
入力した情報に誤りがなければ、これで申し込み手続きは完了です。
5分〜1時間ほどで、利用登録通知(ユーザーID・パスワード・050で始まる受信専用FAX番号)が登録したメールアドレスあてに届き、そのまま利用開始できます。
登録してから遅くとも1時間ほどで利用できるようになるので、「すぐに使い始めたい!」という人にも対応可能なサービスです。
初期設定では、050で始まる電話番号が割り当てられます。
ただ、月100円のオプション費用を支払えば、以下3つの市外局番に対応した電話番号に変更できます。
- 東京03
- 大阪06
- 神奈川045
上記以外の地域にお住まいの方は、050で始まる番号しか使用できません。
MOVFAXの送信方法は?
MOVFAXでは、パソコンやタブレット、スマートフォンからFAX送信ができます。
FAX送信をする手順は以下の通りです。
- 送信したい原稿をファイル指定する(1送信につき1ファイルのみ)
- 送信先を選択する(10件まで同時送信が可能)
- (必要なら)送信メモを入力する
- 「即時送信」か「時間指定送信」のいずれかを選択する(最大1ヶ月先まで指定可能)
- 「送信」ボタンをクリックする
なお、この手順以外にも普段使っているメールソフトを使い、メールに原稿を添付してFAX送信することもできます。
送信内容の管理をMOVFAXのマイページではなく、メールソフトの方で行いたい場合などに利用するとよいでしょう。
FAX送信できるのは、
- サイズがA4、B4、A3のいずれか
- ファイル容量が10MBまで
- ファイル形式がPDF、Microsoft Word、Excel、PowerPointのいずれか(PDFを推奨)
という条件を満たした原稿です。
PDFだけでなくWord、Excel、PowerPointにも対応しているので、仕事で必要な資料のやり取りは問題なくできます。
10件まで同時にFAX送信でき、1ヶ月先まで日時指定送信が可能であるため、「業務の合間にまとめてFAX送信」という使い方ができて便利ですね。
MOVFAXの受信方法は?
MOVFAXは、利用登録した際に割り当てられた受信専用FAX番号(050からはじまる番号)あてに届いたFAXを、PDF形式に変換して保存するシステムです。
受信したデータは、MOVFAXのマイページにある「受信ボックス」で確認できます。
内容を確認し、必要であればデータのダウンロードも可能です。
ただし、受信したデータの保存期間は「受信日から4ヶ月間」。
ダウンロードはそれまでに済ませておきましょう。
受信通知で見逃し回避!
MOVFAXには、登録したメールアドレス(最大5つ)にFAX受信を通知してくれる便利な機能があります。
設定は、ユーザー管理画面のメニューの「ユーザー情報」をクリックし、その中の「ユーザー管理」で行います。
この機能を利用すれば、重要なFAXを見逃す心配がありません。
MOVFAX特有の機能とは?
MOVFAXには、FAXの送受信以外にも以下のような独自機能があります。
- イメージ編集(スタンプ)機能
- マイフォルダ作成機能
- ユーザー作成(サブID)機能(プレミアムプランのみ)
- FAX自動振り分け機能(プレミアムプランのみ)
- ステータス管理機能(プレミアムプランのみ)
それぞれの機能について、詳しくみていきましょう。
イメージ編集(スタンプ)機能
MOVFAXで受信したFAX原稿は、Webのブラウザ上で文字や図形を入れるなどの編集ができます。
例えば、部下から送られてきた資料に承認印のスタンプを挿入したり、修正が必要な箇所にコメントを入れたりできるのです。
もちろん、編集を加えたデータはそのままFAX送信できます。
承認や修正のためにいちいちデータをプリントアウトせずに済むので、やり取りにかかる手間とコストが削減できます。
マイフォルダ作成機能
MOVFAXの受信ボックスには、用途に応じたフォルダを作成できる「マイフォルダ作成機能」がついています。
担当者別、クライアント別などでフォルダを分ければ、FAXデータの管理もしやすくなるでしょう。
特定の人には割り当てたフォルダのデータしか閲覧・編集ができないように設定できるので、データのやり取りでのミスや行き違いも起こりにくいです。
フォルダはユーザー管理画面の受信ボックス部分で右クリックすれば簡単につくれますし、データをドラッグ&ドロップするだけでフォルダ間の移動もできます。
ユーザー作成(サブID)機能
プレミアムプランだけの機能ではありますが、メインID(管理者ID)とは別にサブIDを4つまでつくれます。
複数人でMOVFAXを利用する場合に重宝する機能です。
前項のマイフォルダ作成機能のところでも少し触れましたが、サブIDの方は閲覧・編集などの利用が可能なフォルダを指定できます。
ユーザーごとに必要なデータのみを扱えるようにできるので効率的です。
なお、別途費用(5ID単位で1,100円)はかかりますが、IDを6つ以上つくることもできます。
その場合は、ユーザー管理画面の「その他>プラン変更」でユーザー人数を変更し、IDを追加購入してください。
FAX自動振り分け機能
この機能は、FAX送信者の情報をアドレス帳に登録する際、振り分け先フォルダを指定しておくと、その番号から届いたFAXを自動で指定フォルダに振り分ける、というものです。
A社から届いたFAXデータが、受信ボックスではなくA社を担当するユーザーBのフォルダに直接格納される、という具合です。
届いたデータを自分で仕分ける必要がなくなり、管理が楽になります。
アドレス帳登録件数の上限は1,000件なので、足りなくなることはほぼないでしょう。
なお、この機能もプレミアムプラン限定です。
ステータス管理機能
プレミアムプランだけにつく「ステータス管理機能」を使えば、受信したFAXデータがどんな状況であるかの管理が可能です。
ステータスは、ユーザー管理画面の「その他>受信ステータス設定」で自由に作成できます。
「未処理」「処理中」「処理済」「既読」「未読」など、自分にとってわかりやすいタイトルをつけましょう。
ステータスを設定しておくと、データ一覧ですぐにデータの状況を把握できます。
自分や他のユーザーの状況を効率的に確認できる便利機能です。
MOVFAXに適した職種とは?
MOVFAXはインターネット上でFAXの送受信ができるだけでなく、データをイメージ編集できたり、受信したデータを指定したフォルダやユーザーに自動で振り分けたりできます。
そうした機能は、書類のやり取りが多い以下の職種の業務に適していると言えるでしょう。
これらの職種では日々たくさんのFAXをやり取りするため、受信したFAXへのレスポンス(承認・注文など)をWeb上で迅速かつ簡単にできるMOVFAXは、業務の効率化に役立ちます。
毎回FAXを紙で出力する必要がなくなるので、紙代・インク代などの削減も可能です。
フォルダやユーザーごとに受信したFAXを振り分けられる機能は、複数の担当者やクライアントの管理が必要な職種では重宝されるでしょう。
また、在宅勤務になった場合でも、MOVFAXを利用すれば自宅にFAX機器がなくても送受信およびレスポンスができます。
社外で働く人にとっても、便利なサービスと言えるでしょう。
MOVFAXの動作環境は?
MOVFAXの動作環境は以下の通りです。
Windows
Windows7 / Windows8.1 / Windows10
Microsoft Edge , Google Chrome ,
Mozilla Firefox , InternetExplorer11
Mac
Mac OS X 10.12
Safari
iOS (iPhone / iPad)
iOS 10.1 , 10.2
Safari
Android OS
Android 4.2 / 4.4 / 6.0
Google Chrome
WindowsとMacの両方に対応しているため、よほど古いバージョンを使っていなければ、ほとんどのパソコンで問題なく動作可能です。
iOS端末とAndroid端末については、機種によって機能が一部制限される可能性があります。
その場合は、パソコンと併用するなどの工夫をするようにしましょう。
MOVFAXの解約方法
MOVFAXの解約は、以下のような手順で行います。
- MOVFAXにログインする
- ユーザー管理画面のメニューの「その他」をクリックする
- 「解約」をクリックし、必要事項を入力する
解約の際の注意点
解約日の扱いは下記となります。
1〜15日に解約手続きを行った場合 | 当月末日 |
---|---|
16〜末日に解約手続きを行った場合 | 翌月末日 |
余分に月額基本料を支払いたくない場合は、月の前半に解約手続きを済ませるようにしましょう。
また、解約金や違約金などはありません。
注意が必要なのは、申し込み月(初月)の解約ができないことです。
最低でも1ヶ月分は、月額基本料の支払いが発生します。
とはいえ、FAX受信は1,000枚まで無料なので、よほどのことがなければ毎月の支払いは月額基本料と送信料金だけで済み、他サービスよりコストを抑えられるでしょう。
MOVFAXは日本テレネット株式会社が運営!
![]()
(引用:https://www.nippon-tele.net/
MOVFAXの運営会社は「日本テレネット株式会社」で、概要は以下の通りです。
社名 | 日本テレネット株式会社 |
---|---|
設立年月日 | 1985年11月19日 |
所在地 | 京都市中京区烏丸通御池下る井門明治安田生命ビル8F |
代表者 | 代表取締役会長 瀧栄治郎さん・代表取締役社長 古川昌美さん |
資本金 | 420百万円 (発行株式総数6,209株) |
主要株主構成 |
アルファテックス株式会社 |
また、日本テレネット株式会社はMOVFAXのほか、
- L-net
- AUTO帳票シリーズ
- Print&Post
- HaNa HOTLOG
などのサービスやシステムを展開しています。
それぞれの内容をみていきましょう。
L-net
![]()
(引用:https://fax-lnet.jp/
「L-net」は、日本テレネット株式会社のサーバーから、送りたい紙面を全国一斉にFAX送信するサービスです。
1時間で10万件配信というケタ違いのスペックで行うこのサービスは、「コストを抑えながら、郵便や電子メールでのDM(ダイレクトメッセージ)より開封率を上げられる」と、高い評価を得ています。
なお、MOVFAXを契約している人には「FAX番号の変更通知サポート」が用意されています。
関係各所に一斉送信できて効率的なうえ、1枚あたりのFAX送信料が特別価格になるという特典付きです。
AUTO帳票シリーズ
![]()
(引用:https://fax-lnet.jp/auto/
「AUTO帳票シリーズ」は、帳簿や伝票などのデータをアップロードするだけで、指定した送信先にFAX送信されるサービスです。
「ASP・SaaS安全・信頼性情報開示認定」を取得しているので、重要な情報の取り扱いも安心して任せられます。
Print&Post
![]()
(引用:https://fax-lnet.jp/print-post/
「Print&Post」は、送付したいデータや送信先のリストをアップロードするだけで、日本テレネット株式会社が原稿印刷・宛名印刷・発送処理を代行してくれるクラウドサービスです。
DMの種類は定型はがき・A4はがき・圧着はがきなど豊富で、紙質もコート紙・マット紙・上質紙から選べます。
アップロードから最短3営業日で発送可能というスピードも、クライアントにとって大きな魅力でしょう。
HaNa HOTLOG
![]()
(引用:https://fax-lnet.jp/hana-hotlog/
「HaNa HOTLOG」は、電話と連動した顧客管理システムです。
電話がかかってくると、発信者の情報や履歴がパソコン画面に立ち上がるので、誰からかかってきたかがすぐわかります。
情報を共有しておくことで、誰が電話に出ても適切な対応が取れるようになり、顧客満足度もアップします。
日本テレネット株式会社はFAX関連以外にもデジタル通信で人々をつなぐ事業も行っており、クライアントの事業の効率化を図っているのです。
まとめ
MOVFAXは月1,000枚までFAX受信が無料で、送信料金も他のサービスより比較的安価のため、「コストをかけずにWeb上でFAXのやり取りをしたい」という人にピッタリです。
実際の評判も全体的に高評価なので、これまで利用を迷っていた人はぜひ申し込んでみてください。
プレミアムプランであればより使い勝手は良くなります。
月額基本料が気になる人は、はじめはスタンダードプランで小さく試し、それからプランを切り替えてもよいでしょう。
自身に合ったプランを選択したうえで、FAXに関わる業務の効率化を目指してみてください。